
あの頃は当たり前だった景色が、今はもう残っていない。
待ち合わせの伝言板。
雨の日の公衆電話。
深夜まで灯りが消えなかった喫茶店。
窓の外に流れる夜行列車。
便利さと引き換えに、私たちは何を置いてきたのだろう。
このシリーズでは、昭和から平成にかけての夜の風景と、その時代を生きた人々の想いを物語として綴っています。
懐かしい記憶がある人にはあの頃を。
知らない世代には、少しだけ昔の日本を。
そんな夜の物語をお届けします。
伝言板の七文字
駅の片隅に残された、たった七文字の約束。
公衆電話
十円玉を積み上げながら、遠くの声を待った夜。
深夜の喫茶店
終電を逃した夜。
静かな喫茶店には、それぞれの物語があった。
夜行列車
眠れない夜を乗せて走った、青い列車。
昭和の残り香
夕暮れの団地。
風鈴の音。
扇風機の風。
もう戻れない夏の記憶。
昭和の夜シリーズは今後も更新予定です。
失われていく景色や思い出を、
静かに残していきます。